以下、まったく順不同のままに列挙途中 (まだ0.1%未満、新型コロナが続く間に10%に近づくのが目標)。随時更新中。コロナはまだ先が見えない。2022/04/12.
岩波数学入門辞典
エクシード英和/和英辞典
新数学事典、一松信編
現代数学小事典、寺坂英孝編
ヴォルテール、吉村正一郎訳
ヴォルテール Voltaire (1964-1778)、本名はフランソワ・マリー・アルーエ François-Marie Arouet。この筆名は、彼の家の所有する小さな地所の名から採ったとか、「アルーエの子」 Arouet le Jeune という文字のアナグラム — Arouet L. J. は U と V、J と I を同字と見れば、Voltaire となる。 —だとかいわれているが、こういう説をどこまで信用していいかはわからない。
ヴォルテール、斉藤悦則訳
無限という迷路、深淵、これもまたニュートンが踏破した新しい領域である。
で始まっている。この先を読むと読者は、ヴォルテールが、ほんとうに深く数学の無限にかかわることを理解していることを知らされる。
志賀浩二
『数学という学問 概念を探る』ちくま学芸文庫
遠山啓
『古典との再会』太郎次郎社、電子書籍
中谷宇吉郎
「科学は役に立つか」青空文庫
「植民地を失なった日本にとって、今後生きて行く道は、科学より他にない。」と話しはじめ、日本の資源によって、日本民族が生きてゆけるよう科学の力をつくしてもらいたい旨の話をした。
「純粋科学の研究も、必要だと思う。そのパーセンテージを、どのくらいに考えたらよいか」
ただ一言「ゼロ」
国民一般に浸透している「学問尊重」の気風が、ひょっとすると、日本の科学者を、役に立つ科学から遠ざけることに、一役買っているのではないかと思われるからである。
中里介山
日本武術神妙記、角川ソフィア文庫
「日本の剣法というものは生死の瀬戸際に立たなければ、その神妙がわからないものである」
ということで、この神妙記は天地人のそれぞれの巻で、大家・名人・上手を日本剣道の祖のはじめから説いている。
それぞれについて、きちんと典拠がわかるようにし、怪しい話は、ちゃんと「怪しいけれども記して置く」と正直に書かれているのに感心する。
例をあげると、宮本武蔵が名古屋で門弟を連れ外出していると、一人の武士が前から歩いてくる。武蔵は門弟らに、
「この人の歩き方は遅からず早からず、真に活きた人の態度である。わしは江戸を出てから久し振りに活きた人に出逢った。これは必ず柳生兵庫であろう。」
と云いつつバッタリ行き会ったところ、先方から「宮本先生ではござらぬか」武蔵は「そういうあなた様は柳生先生ではござりませぬか」。とまったく未知の間柄でありながら双方、覚ったという話であった。これは怪しい話と記してある。
レフ・トルストイ、菊池寛訳
イワンの馬鹿
登場人物は
田舎のお金持ちの百姓と3人の息子と一人の娘。それぞれの名は、
兵隊のシモン、ふとっちょのタラス、それに馬鹿のイワン、それに
つんぼでおしのマルタという娘。
そこに年寄の悪魔と3人の小悪魔がこの百姓の兄弟らが財産の分け方でけんかをするよう仕向けることでストーリーははじまる。
結論は、たぶんほとんどの読者はあいまいなままで覚えていないだろう。
3人の悪魔のたくらみは全部失敗し、ラスボスの年寄の悪魔もさんざんな目にあう。
悪魔はすべて地べたへ落ちて消えあとに穴がのこったことを覚えているかもしれない。
— ただ、この穴は読者になぞのままでおわってしまう。
最後に教訓のようにもおもえるイワンの国の次のような特別なならわしでイワンの馬鹿は終る。
手のゴツゴツした人は食事のテーブルにつける。
そうでない人は他人の食べ残しを食べなければならない。
高橋ツトム
SIDOOH 士道 全25巻
朝倉清蔵伊能謙之輔鮫島太助雪村翔太郎雪村源太郎百舌
鉄腕ガール 全9巻
Blue Heaven 全3巻
ギターショップ・ロージー 1巻
高橋留美子
マオ 1巻〜8巻
諸星大二郎
マッドメン
RiCHARD OSMAN
The Thursday MURDER Club
David Quammen
SPILLOVER
Animal Infections and the
Next Human Pandemic
岡潔×司馬遼太郎対談
司馬遼太郎著
『燃えよ剣』(文春 e-book)
「異国渡来」の麻疹は、またたくまに小石川一円の老若男女を倒し、江戸中に蔓延しはじめた。これにコレラの流行が加わった。— これも、幕府が、京の勅許を待たずにみだりに洋夷に港を開いたからだ。と攘夷論者たちはこの病原体におびえ、そういう説をなした。
志賀浩司著
● 数学が育っていく物語 第5週 方程式 解ける鎖、解けない鎖
チャペック作、千野栄一訳
● ロボット (R.U.R)
ロボットは電車に乗ったから出来たものである。(中略)
近代的な条件というものは、本来人間が慣れ親しんでいる気持のいい生活状況を意識させなくするということに気がついて、私はびっくりさせられた。
この電車に乗った体験 ー 羊が並ぶようでもなく、機械が並ぶようにぎっしりつめこまれたー この電車が何のためにどのように人間を扱うかの経験から、チャペックは家に帰ってから働く能力はあるが、考えることはできないものをどんなに表現するか考え、それをチェコの言葉「ロボット」で表現したという。
デーデキント著、河野伊三郎訳
● 数について —連続性と数の本質—
Alan Baker F.R.S
● TRANSCENDENTAL NUMBER THEORY
In 1874, Cantor introduced the concepts of countability and this leads to at once to the observation that `almost all' numbers are transcendental. (p.3)
一松信
曲亭馬琴、村井新吉訳、べんちん絵
● 南総里見八犬伝
里見の八犬士とは、
犬山道節 いぬやまどうせつ
犬塚信乃 いぬずかしの
犬坂上毛 いぬさかこうずけ
犬飼見八 いぬかいけんはち
犬川荘佐 いぬかわそうすけ
犬江親兵衛 いぬえしんべえ
犬村大角 いぬむらだいかく
犬田汶吾 いぬたぶんご 、汶 は 6C76
である。
Herodotus, translated by G. C. Macaulay
The History of Herodotus, Kindle version
ヘロドトス、 青木巌
・『歴史』(上)(下) Kindle版
武論尊/原哲夫
・『北斗の拳』全27巻(電子書籍)
松田毅一、川崎桃太
・『完訳フロイス日本史』全12巻、中公文庫
武田一義
・『ペリリュー ‐ 楽園のゲルニカ ‐』ヤングアニマル コミック(電子書籍)
大橋眞
・『PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない』
注釈注1この点に関して、John Lauritsen (1996) は、次のキャリー・マリスの発言を引用している。
Kary Mullis, who won the Nobel Prize in Science for inventing the PCR, is thoroughly convinced that HIV is not the cause of "AIDS". With regard to the viral load tests, which attempt to use PCR for counting viruses, Mullis has stated: "Quantitative PCR is an oxymoron." PCR is intended to identify substances qualitatively, but by its very nature is unsuited for estimating numbers. Although there is a common misimpression that the viral load tests actually count the number of viruses in the blood, these tests cannot detect free, infectious viruses at all; they can only detect proteins that are believed, in some cases wrongly, to be unique to HIV. The tests can detect genetic sequences of viruses, but not viruses themselves.
What PCR does is to select a genetic sequence and then amplify it enormously. It can accomplish the equivalent of finding a needle in a haystack; it can amplify that needle into a haystack. Like an electronically amplified antenna, PCR greatly amplifies the signal, but it also greatly amplifies the noise. Since the amplification is exponential, the slightest error in measurement, the slightest contamination, can result in errors of many orders of magnitude.
森三樹三郎(1909-1986)
● 『墨子』ちくま学芸文庫、訳者解説より
金谷治
● 『新訂 孫子』岩波文庫、附録より
船戸与一(1944-2015)
ルネ・デカルト(1596-1650)
金谷治(1920-2006)
中野美代子
ディリクレ(1805-1859)、デデキント(1831-1916)
『整数論講義』、現代数学の系譜5、酒井孝一 訳・解説
Andrew Parker
In the blink of an eye - how vision kick-started the big bang of evolution
- Evolution's Big Bang
- The Virtual Life of Fossils
- The Infusion of Light
- When Darkness Descends
- Light, Time and Evolution
- Colour in the Cambrian?
- The Making of a Sense
- The Killer Instinct
- The Solution
- End of Story?
マンジット・クマール、青木薫訳
- 量子
- 若者たちの物理学
- 実存をめぐる巨人たちの激突
- 神はサイコロを振るか?
- 注
- 用語集
- 謝辞
- 訳者あとがき
- 良質の歴史小説のような物理学史
- 年表
- 人名索引
諸星大二郎
『西遊妖猿伝』大唐篇、西域篇 (電子書籍)
西岡久美子
『超越数とはなにか』(電子書籍)
- 超越数とはなにか
- 代数的数の性質と超越数
- e と π の超越性の証明
- べき級数とマーラーの方法
- 超越数の代数的独立性
- (付録) マーラーの方法の発展
- 補遺 A カントールの対角線論法
- 補遺 B 代数学の基本定理
- 補遺 C 対称式の性質
- 補遺 D 超越的べき級数
- 補遺 E 同次連立一次方程式
- 参考文献
- さくいん
J・ウィリアム・ショップ、阿部勝巳訳
『失われた化石記録 — 光合成の謎を解く (シリーズ「生命の歴史」2)』
渡辺敬一、草場公邦
『代数の世界 改訂版』
- 代数へのプロムナード
- 環
- 体
- 群の構造
- 方程式とガロア群
- 問題略解
- 文献案内
- 索引
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