2020年12月30日水曜日

2020のしめくくりにダーウィン研究書を読み考えた

 印刷物は社会や文化のなかでの生き物のようだ。寿命が短いものがあって、

すぐ絶版になり絶滅してしまう。

古書をさがして読み、想像していた発見があると喜びがわいてくる。

ダーウィンについては多くの研究者によって研究書がでている。

自然淘汰という言葉はだれでも知っていても、ダーウィンという英国の紳士階級ではあるが、一流とまではいかない一族のなかで育ち、これだけ有名になったにもかかわらず、ダーウィンの情熱の原点というか出発点が、奴隷制への反発にあったことはあまり理解されていない。

ビーグル号航海中に、艦長が奴隷は現状に満足しているというのに対して、

奴隷本人が本心を言うわけないでしょう!と食ってかかったことなど

ダーウィンの怒りが爆発したことがあった事実を知り、

ダーウィンとリンカーンがまったく同時代(= 1809年2月12日生まれ)ということに気が付くと、いろいろなことの意味を考えてしまった。



2020年12月26日土曜日

2020年12月22日火曜日

Aliens in Shikoku

 テレビ番組「古代の宇宙人」は、なかなか面白いのだけど、なぜか日本のある地域が登場する。しかも、自分が住む近くにエイリアンに関係する場所があるといわれると!!

ひとつは四国山脈の最高峰にあたる石鎚山の天狗岳だ。

天狗 = エイリアン の発想は、それほど突飛ではないが、自分の家から見えるところとなるとちょっとちがってくる。信仰の象徴となる山で、近所にも石鎚神社がある。御神体というのか、謎の巨岩がその神社には安置されていて神社の近くの岩ではなさそうで、全体に苔生してしまっている。エイリアンに関係しているのだろうか?

神仏混淆だったころからのいわれかもしれないが、ご先祖さまの墓地がそこにある。道後温泉の文様がその墓の屋根には彫られているし、古代の宇宙人なみに面白いエピソードを語ることができそうな気がする。

2020年12月20日日曜日

土星、木星が接近して見えるか?お天気が…… さらに、曜日の起源に思いを込めて

 どうもむずかしそうだ。


クリスマスあたりで木星と土星が大接近するのは、1623年以来の出来事だけども。


曜日の起源のひとつに、天動説と惑星の動きがある。

地球から遠い (= すなわち角速度が遅い) 順に天体を並べたものは次のようであった。逆にならべると地球に見かけが近い天体の順になる。これは天動説にもとづく考え方。

土星  木星  火星  太陽  金星  水星 

1日は、古代バビロニアですでに24の時間に刻まれていた。この7つの天体の動きと時間、
これが曜日の起源になる。7つの天体が順に、その1日 (=24時間)を時間単位で支配すると考えられていた。すると、24を7で割り算をおこなうと、3の剰余がでる。したがって、土星が支配する日の翌日は、太陽の支配からはじまることになる。さらに太陽が支配してはじまった日の翌日は、月の支配からはじまる。

24時間を7つの星で割ると、3周回し、3つ余る。

24 = 3 × 7  +  3

したがって、土星がはじまりを支配する 一日目の次、二日目は太陽の支配からはじまることになる。


1日目

     1         2         3          4         5          6         7         8          9       10         11        12    
土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月、土星、木星、火星、太陽、金星

    13    14       15        16        17       18         19       20       21     22         23        24
水星、月、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月、土星、木星、火星


2日目

    1         2          3      ...       24
太陽    金星    水星   ...     水星


3日目

   1          2          3      ...
 月       土星    木星   ...

...

途中省略したが、きちんと表にすると、1日目は「土」、2日目は「太陽=日」、3日目は「月」となって、土日月火水木金が完成する。


町内スピーカーから飲食の注意

 このところ午後3時を過ぎると市役所からのアナウンスがスピーカーから聞こえてくる。

感染予防のため食事会は少人数で大きな声で話さないなどの注意事項をならべてくる。

午後3時、そろそろ友達を飲みに誘う電話をかけるころ。を狙ってなのかどうか。

先日の夕刻のことだった。郵便局近くでの用件を済ませた後、

この下の地図にある唐人町2丁目、1丁目の裏通りを車で移動していると、

そこそこの数の飲み会に向うような素振りの男女を見かけた。飲み屋は店内の明りも元気に客を迎えている様子なので夜の街は想像よりも賑やかなのかもしれない、と思いながらゆっくりと車で昔の唐人町の中を通り過ぎた。


昭和2年頃の松山市の中心部地図


今年もあと残りが十日ほどになった

 年の瀬もおし迫ってきたところで、今年の反省を少しずつしていこう。

1.  なんと言っても新型コロナのことが一番だが、ブログでも COVID-19 のことをもうちょっと勉強したかった。感染症についてブログでもまとめるつもりができてない。

2.  1月の6日に緊急の手術を受けしばらく ICU にいることになったのだが、ICU から出たとたんにコロナ騒動が世間をさわがせていることを知った。

3.  まさか、私が ICU をでて病室に移ったあと回診に来た医師チームのひとりが、その翌日の手術で高熱を出してしまい、手術室内でたおれたことを看護師に聞かされ、担当の薬剤師がインフルエンザ特効薬をもってきて、2回分その場で飲まされた。今になってあれはほんとうにインフル?そのあとしばらく病室がある病棟は封鎖されたのだが、その後、医師からも看護師からも内容の説明はなかった。私に薬を処方した薬剤師もそれっきり顔を見ていない。

4.  やがて世の中はすべてオンラインになり、知人との四方山話しと幾何のテキストの読書会もオンラインで何度かやった。その間にメインのコンピュータに不具合がでて(これには、自身によるメモリ増設もその原因だったのだが)パソコン屋を2件もまわることになってしまった。その結果、メインは Ubuntu マシンになり、あとは Debian ノートとWindows ノートの組み合わせになってしまった。オンラインでサブスクリプションしているストレージはもっと契約を見直したかったのだができなかった。

5. サブスクリプションでは、海外のものをひとつだけ解約した。

6.  幾何のテキストを読みながら、プログラムのコード化を考えていたが、結局この年末では、Perl + Gnuplot とという、どちらかといえば枯れたものにした。おかげでテキストを数冊購入してしまった。

7.  書籍は、『初等整数論講義 第2版』と『代数学講義 改訂版』を冬になり読んでいるがスピードをあげないとまだまだ1年以上かかりそうになっている。これもコードを考えながらの読書をやっているため、どこまで読んだかが自分でもわかる。


まだ反省は続くが、今日のところは「世界の島の面積順」でおわる。

一位は、グリーンランド。ここはデンマーク国の領土。

二位は、ニューギニア。ここはインドネシアとパプア=ニューギニア。

日本は小さな島国だと子供の頃からまわりの大人に教えられていたので、その頃からのイメージ、小さい、が体にしみついてしまっているが、あらためて、何番目と聞かれるとわからないので調べた。

七位、世界で七番目に大きな島がなんと日本の本州だった。225,800平方キロメートル。グリーンランドが 2,130,800だから、その十分の一以上ある。

二十一位、北海道

三十七位、九州

五十位、四国

となって自分の住む島がでたところで、今日の分はおしまい。

追加: 22日

国土の広さでは、日本、イギリス、フランス、ドイツを比較すれば、


イギリスは、日本の本州くらい

フランスは、日本の 5割増

ドイツは、日本とおなじくらい

になる。

東アジアでは、このところ日本との交易がふえたベトナムは、日本よりやや小さい。

太平洋戦争で日本軍が侵攻したニューギニア島は、本州の3倍以上 (78.5万平方km) もある。


 


2020年12月9日水曜日

ガソリン消費の減少

 車を満タンにしたが、ぎりぎり15リットルしか入らなかった。

それも127日ぶりの給油でだった。


2020年12月8日火曜日

日本時間12月8日未明 (Sunday morning 0800, December 7, 1941 at Pearl Harbor)

 この日には、なぜかよく米人と飲みにでたことがあった。

そこでの話題は、あの戦争のはじまりだったが、戦後生れた私には実感がない。その米人も戦後生れだったがこの日の出来事は毎年記憶回路のなかでループして再生されているようだった。その再生されたイメージは、私にはわからないままだ。

飲み会自粛ムードのなかで再開することはあるだろうかどうか。

自粛のそもそものはじまりとなった武漢市中心病院南京路分院の救急科に原因不明の高熱患者が運びこまれたのは、昨年の12月16日だった。まだ1年、いやもう1年が過ぎた。

 


ジェームズ・エルロイの L.A. Quartet シリーズを読みはじめようと計画

 きっかけは『ホワイト・ジャズ』に興味を持ったのがきっかけですが、 注文しようとしたら、日本語訳はほとんど絶版のようになっていて、 キンドルでサンプルを読みはじめると、スラスラ読めるようなものでは無い ことがわかって逆に紙のペーパーバックスでシリーズを注文しようとすると L.A....