この感染症さわぎで外出をひかえてるので,
学生時代をなつかしく思いだす映画を観ることにする.
ボンドシリーズをあらためて観て,なにか発見することがあるだろうか.
1
Dr. No (1962) 1h49min
タイトルが,Dr: No のように見える. これは意図してそうなのか.
あらためて観て思ったのは,これはすごい!細部に至るまで画面もセリフも工夫されている.
もしかしてボンドシリーズのベストなのでは!
Sean Connery, Ursula Andress 素晴らしい!
そしてなにより Terrence Young 監督がすごいのではないかと思う.
細部については,もうあと何回か見直して再確認したい.いや日本のアマゾンプライムにはないのは残念だ.
2
From Russia With Love (1963) 1h55min
スペクターが本格的に登場する.
冷戦をヒートアップさせるための性格が冒頭からはっきりと描かれる.テロ組織.
イスタンブールの寺院を中心に全景が映し出され,なつかしい.
ここで差別的に描かれたジプシーのショーもイアン・フレミングの原作通りなのかもしれない.
ベリーダンスのおなかの筋肉の使い方もイスタンブールで観たのを思い出した.あのときのステージに登場したのおばちゃんと若い子の組み合わせだった.この映画に登場するのは若くて美人.おまけにジプシー同士の若い女性の取っ組み合いのけんかショーもあるがどう見ても人種差別としか見えない.
ただスパイ映画として観ると,最高の出来だという意見には賛成.
列車,ヘリコプター,ボートとアクションシーンは見どころ満載だと言える.
[追記 4/18]
3 Goldfinger 1h 50min
DVD を持っているが, 1から連続して観ると,やっぱりもしかするとこれが一番かなとも思った.
4 Thunderball (1965) 2h 10min
アウトーリーは,ともかくスペクターの全容と規模を見せつけるボンドシリーズの四番目.
ボンドガールが次々登場するけど,どうもいまひとつピントこないのは,感覚がズレてきたせいか?
5 You Only Live Twice (1967) 1h 57min
日本が舞台になったボンドシリーズの5番目. コネリー最後のシリーズと言ってもいいのか.
4月18日時点でまだ観ていない.
「追記」
19日に観て,というか途中までで中断
昔の日本の映画ファンはこれを観ても何も文句を言わないことはなかっただろうに.
うーん,どうも途中で観る気が失せたというのが正直なところ.
気のせいか,コネリーもなんか気分がうわの空のようで演技がつまらない.
一週間後の26日に、You Only Live Twice を最後まで観終えた。
Tiger Tanaka の役者名が TetsuroÃ' Tanba のつづりになってることを初めて知りました!
で、この際だから、シリーズ最後までどこまでいけるか観てみます。
6 On Her Majesty's Secret Service
ここで007役が、ショーンコネリーから George Lazenby に代わりました。
ちょっとアクションシーンが今までとは雰囲気が変わったのは、Lazeby のせいか。どちらかというとパワー感がすごい。アルプスの景色が素晴らしいが、雪原でのパワーあるれるスキーはすごいシーンの連続。
7 Never Say Never Again
ふたたびショーンコネリーがボンド役になり、これがコネリーの最後のボンド役。
と思ってみると、なかなかこれはいいです。
バイクでボンドが追いかけられるシーンも、これは今の時代だとなかなか撮影できないレベルのスタントシーンの連続のように感じました。
ということで、5月1日で終わります。
追記
ミスター・ビイーンのローワン・アトキンソンが出演してるのにはじめて気がついた.