2020年12月20日日曜日

土星、木星が接近して見えるか?お天気が…… さらに、曜日の起源に思いを込めて

 どうもむずかしそうだ。


クリスマスあたりで木星と土星が大接近するのは、1623年以来の出来事だけども。


曜日の起源のひとつに、天動説と惑星の動きがある。

地球から遠い (= すなわち角速度が遅い) 順に天体を並べたものは次のようであった。逆にならべると地球に見かけが近い天体の順になる。これは天動説にもとづく考え方。

土星  木星  火星  太陽  金星  水星 

1日は、古代バビロニアですでに24の時間に刻まれていた。この7つの天体の動きと時間、
これが曜日の起源になる。7つの天体が順に、その1日 (=24時間)を時間単位で支配すると考えられていた。すると、24を7で割り算をおこなうと、3の剰余がでる。したがって、土星が支配する日の翌日は、太陽の支配からはじまることになる。さらに太陽が支配してはじまった日の翌日は、月の支配からはじまる。

24時間を7つの星で割ると、3周回し、3つ余る。

24 = 3 × 7  +  3

したがって、土星がはじまりを支配する 一日目の次、二日目は太陽の支配からはじまることになる。


1日目

     1         2         3          4         5          6         7         8          9       10         11        12    
土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月、土星、木星、火星、太陽、金星

    13    14       15        16        17       18         19       20       21     22         23        24
水星、月、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月、土星、木星、火星


2日目

    1         2          3      ...       24
太陽    金星    水星   ...     水星


3日目

   1          2          3      ...
 月       土星    木星   ...

...

途中省略したが、きちんと表にすると、1日目は「土」、2日目は「太陽=日」、3日目は「月」となって、土日月火水木金が完成する。


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