室内暖房は、しばらく前に完全に電化していたのだが、
こんなに気温が低下するとエアコンでは効かない、外気温が氷点下になるともう熱交換の効率は低下してしまうのだろう。床暖房があればいいのだけど、家をつくるときにはそこまではできなかったし、1980年の中頃にはまだまだ一般に普及していなかった。
そこで近所の量販店に石油ファンヒーターを買いにいった。一番安いのを。旧年式でも。
でも、排気はどうしても二酸化炭素も二酸化窒素も含み、あまりクリーンエネルギーとは言えない。しかも石油ストーブよりもクリーン度は低い。
換気を意識しないといけない、温暖化時代の買い物だった。
手軽にあんまり電力を使わずにあったまろうとすれば、旧式のテクノロジーになるのだろうか。
ストーブの上部に<警告>がある。換気注意は1時間に1、2回となっているが、その下に
「寝るときは消火」
たしかに、点けたまま寝込むと目が覚めないかもしれないリスクをともなう。暖房能力と リスクはリンクしている。
これはテクノロジーと生活スタイルの問題をいろいろと考えさせる。
スーパーに行くと、大雪のために山から運んでくる野菜がなくてカラッポだった。
5リットルのタンクは、1日で空っぽになってしまう。
けっこう小型だけど大喰いの石油ファンヒーター。
CO2 削減にはなってないです。
[追記]
点火初期の消費電力: 370 W
燃焼時: 98 W
暖房出力: 3.20 kW
燃料消費量: 0.311 L/h
ということで、暖房は 3200 ワットなのでかなり強力とくに筐体の大きさからおもうよりは暖かい。電力は燃焼時ほぼ 100ワット 使ってるのであんまり省エネではないかもしれない、この強力な出力から燃費は毎時 0.311 リットル。タンク容量は 5 リットル しかない、そこで寒いほど給油はいそがしくなる。
それは運動不足の解消になるほどではないけれども。
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