昔々のことだが、プログラミング作法が話題になったことがあった。
なんでだろうか、そのきっかけはいろいろあったが
スパゲッティ プログラミング を避けるという意味で、
「GOTO 文」を使うな!とまでなった。
1980年になるかならないかの頃で、ダイクストラが構造化、ストラクチャード プログラミングを言いはじめ、Pascal 言語を提案した。もうすこし正確に言えば、1968年の論文が最初だった。
ある場で、後藤先生が「わたしが禁止された」というようなことを言った。
その提唱者のダイクストラ先生のところに留学した経験のある先生の研究室に、およそ1年ほどおじゃましていたのだが、ずいぶん昔の話でありながらまだ細部にわたって思いおこすと大変おもしろいことがあったのが懐しい。
原始的な機械語、アセンブラでプログラムを書いた経験があれば、jump 命令なしにコードを書くのは無理なことなので、そこからスタートしたプログラマとしては GOTO 絶対禁止には同意しかねる気持がづっとあった。
今回の一連のコロナ禍騒動で、三密とかGo To とかなんだかなじみのある言葉が、私的にだが使い回されているのを聞いていて、いやもう、そこだけかい、そこからなんか先はないの?とすごく気持がすっきりしないことになってしまった。
ところで、プログラムでは、
GOTO
だけでなく、
その逆の COMEFROM という命令もある。
もちろん、Wikipedia の日本語と中文には、 Go To キャンペーンがある。
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